スクール校・卒業生による能登地方ボランティアについて
2024年7月4〜5日に石川県能登富来町へ、モンテセラピープロフェッショナルスクール直営校の予防医学リンパセラピスト・モンテ学院 学院長高井里香様はじめ卒業生の高領美沙様、加藤千春様、中笹実花様、樋上寿美様がボランティアをされてこられました。 弊社からは、今回参加することはできない代わりに、マッサージに使用するブラシ、エッセンスを協賛させていただく事と感想をお願いいたしましたので、ここに掲載させていただきます。
「能登富来町の仮設住宅と避難所を回り、マッサージとみんなで経絡ダンスをしました。 避難所では、近くの仮設住宅からもマッサージを楽しみにしていたと足を運んで下さった方もいらっしゃいました。30名以上の方が来てくださいました。
町の中を少し車で走りましたが、家が倒れて瓦礫の山がそのまま放置されていて、人もほとんど見かけずゴーストタウン化していました。半年も経って地震直後と変わらない現状にみんな胸が苦しくなりました。
マッサージをしながら被災された方とお話しも出来ました。 今回のボランティアをアテンドしてくれた卒業生も能登出身で被災者でもあります。彼女から事前にこちら側から地震の話や大変ですねといった事はあまり言わないで、ただ被災者の方のお話しを聞いてあげてくださいと言って頂いていたので、色々お話しを聞かせて頂きましたが、皆さん起きてしまった事だからと現状を受け入れ日々精一杯生きているという感じでした。 私が担当した76歳のおじいさまは、周りの人に迷惑かけないよう自分の事は自分で出来るように毎日ご飯をしっかり食べて、歩いて、運動して健康でいるよう気をつけているとおっしゃっておられました。
未だ避難所で段ボールのベッドに段ボールの仕切りで共同生活をされて大変なはずなのに、私たちに遠くから来てくれてありがとうと飲み物やおやつを分けてくださいました。 自分の事だけで大変なのに、周りの人を気遣いながら生活されている強さに感銘を受けました。
マッサージをして、みんなでダンスして最後には満面の笑顔で、また来てねと送り出して頂きました。 復興までにはまだまだかなりの歳月がかかると思います。だから、この「また来てね」の言葉にみんな必ず応えたいと思いました。」
